事業案内

大和工業(株)プリマックス事業所は工業用スクリーン製版を専門としています。

スクリーン印刷とは?

現在、スクリーン印刷は幅広い分野で使用されており、人々の生活の中に溶け込んでいます。看板や飲み物の缶やペットボトル、Tシャツや陶磁器など、あらゆる物にスクリーン印刷によって描かれています。近年はペースト、版、印刷機の性能が上がり、微細な印刷、より細く、より薄く、より微小な印刷を実現しつつあります。

その肝心の印刷方法は、簡単に言うと以下の通りです。

スクリーン印刷は孔版印刷の一種で、張力を有するメッシュ状の版に感光性乳剤を均一に塗布しフォトマスクの画像を転写し現像した物であり、感光した部分からスキージでインク掻きとり転写します。

この説明では御理解頂けない方も多いと思います。そこで以下に簡単な概要説明と、併せて弊社の工程や業務内容をご紹介致します。

スクリーン印刷

紗張り

アルミ等の枠にスクリーンメッシュを張ります

乳剤塗布

洗浄したスクリーン版に紫外線を照射すると感光して硬化する乳剤を塗布します。

ポジフィルムの作画

印刷したい文字やイラストをフィルムに作画します。

露光

上記ポジフィルムで覆い隠し、紫外線を当てます。

現像

紫外線が当たらなかった部分は硬化していないので水で洗い流せます。

スクリーン製版の完成

こうして完成したスクリーン製版は検査された後、お客様の元へ出荷されます。

スクリーン印刷
スクリーンマスクの上にインキを延ばし、感光材でふさがれていないメッシュの孔部分から印刷を行います。こうしたスクリーン製版は、主に工場などで使用されています。

プリマックスの実際の工程

紗張り

弊社では、均一な高テンションでの紗張が出来る大型の高再現性製版装置を使用しています。この紗の編み目に細かいほど、より繊細な表現ができます。(これをメッシュ数といい、例えば100メッシュの場合、1インチに縦横100本の繊維があるという事です。)

乳剤塗布

ここよりクリーンルーム内の作業になります。(わずかな塵により製版に余計な穴が開いてしまうのを防ぐため)。ここで重要なのは乳剤をムラなく均一に塗る事、理由は後の印刷工程で表面に凸凹があると印刷にシミがでる為です。
弊社では半自動コーティングマシンを導入により乳剤を均一に塗布し、かつ動作条件の数値管理も可能なため高品質なスクリーン版を実現しています。

ポジフィルムの作画

IllustratorやPhotoshopを使用し、お客様より頂いたDTPデータから最適な製版ができる様に露光用原版となるポジフィルムを作成します。弊社ではAGFA ImageSetters Select Avantra30Eを使用し、出力解像度1200dpi~2400dpi、厚み100μmのポジフィルムを作画しています。

露光

実際には太陽にかざす訳ではなく、露光機と呼ばれる紫外線発光装置を用います。弊社では用途に合わせて数種類の露光機を導入、例えば精密フレネル露光機などは、積算光量計による露光データの管理、真空時間の設定など常に一定の条件のもと露光を行えます。

現像

露光して乳剤が固まった製版を洗浄する装置です。弊社ではスクリーン版を搬送ローラーにセットするだけで、現像・水切工程まで自動現像機を導入、傾斜式搬送が水きり効率を高め、高品質処理を保証致します。

検査・品質保証

製版が完成した後、検査を行います。弊社の製版はプリント基板や太陽電池モジュールなど、小型化・高密度化が進む電子デバイスの電極形成などにも使われています。そのため、高精度でプリント配線板パターン等、2次元測長できるPCM-500や、高性能なDIGIMATIC MD-500A等の膜厚計を用い、一次検査、二次検査を行っております。

プリマックス事業所の製版は色々な分野で使われています
弊社の製版は様々な分野で活用されています。プリント基板はもちろん、自販機のダミー缶や化粧品の容器など円筒状の製品、看板、Tシャツ、車のメータや窓ガラス、皆様の生活に必要なものが多く含まれています。
ウルトラμやマルチプレートといった製品を開発し高精度を実現してきたプリマックス事業所は、スクリーン印刷を通じて皆様の暮らしを支える企業です。

大和工業(株)プリマックス事業所の設備

弊社技術力を全て理解して頂くには、まだ上記の工程だけでは足りません。そこで弊社の設備の数々をご紹介致します。